BUMP OF CHICKEN / firefly

Life

シングルが発売されることは知ってたんですが、最近はスローテンポな曲が多くてバンプから離れてしまってたんです。そういえば発売してたなって思って、公式サイト覗いてショートバージョンのPV観て、完全にやられました。

疾走感がすごい。藤くんの叫びが伝わってくる。
とにかく曲を通して聞きたくて、早速手に入れました。

アルペジオ好きとしては、曲の先頭からグッとくる。歪んだ音のアルペジオがアップデンポでリズムを刻みながら、このままもう一本のギターやベース、ドラムが加わってくる。そして藤くんが歌い始めると、コードを鳴らすギター一本だけがそれを支える。こういうのをずっと待ってたんですよ。BUMPといえばこのメロディーなんですよ。jupiterの頃からハマった自分としては、これを待ってたんですよ。曲の終盤でのコーラスもまたバンプらしいし。

歌詞もまたバンプの王道。挫折や敗北を味わった人へエールを送るような歌詞。これが、本質的なものを捉えているから、聞く人にとってなんにでも当てはめることができるし、共感ができる。いつもながらなに、すごいというしかないです。

でも、バンプを聴き始めてから10年が立ちました。その10年の中で、自分の思い通りにいかないことのほうが多いこともわかるようになりました。バンプの詩って何かに立ち止まった時に一歩踏み出す勇気を与えてくれるような詩だと思うんですが、昔は詩に共感してそれで満足して終わってた部分があったように思います。でも今は共感してるだけではダメなんだなってどっかで思うようにもなりました。
そういったこともあり、昔より歌詞の共感度合いは弱くなってるかもしれません。ある意味、自分の成長なんでしょうけどね。

それでも、ずーっとエンドレスで聞いてます。久々にバンプを聴き続ける日々が戻ってきそうです。