本田直之・レバレッジ・リーディング。知識の吸収率が高まる読書術。

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レバレッジリーディング

電子書籍での最初の読書に選んだのがこの本。そういえば読んでおらず、新しい本の付き合い方をするにあたりヒントとなりそうな本。電子書籍の一発目に相応しいんじゃないかと思い選んでみましたが大当たりです。もっと早く読んでいれば今まで読んだ本からも沢山の知識を吸収して自分のモノに出来たんではないかと思います。

散々いろんな所で語られているでしょうが、ためになったポイントを3つまとめてみます。

1.読書は投資である
何のために本を読むのか。自分をより良くするためとか将来どこかで役立つとか考えて来ましたが、どうもしっくりくる表現ではありませんでした。「投資」自分はこの表現が欲しかったように思います。
本の代金が100倍になるというフレーズが出てきます。ここまで極端でないにしろ、本のノウハウを一つでも活かすことができれば充分儲けものであると自分は考えます。株や不動産と違い、損をすることのない投資。個人的に株なんかは毎日値動きして気が気じゃない時があるので、この損をしない投資はとても大好きです。精神的にも安定し、自分を成長させてくれる。こんなお得な投資は他にありません。

2.本には書き込みや折り込みをして使う。ボロボロにしてナンボ
今まで本は綺麗に使うという思い込みがありました。あわよくば中古で売ろうなんて気を起こすことも。薄々気づいていましたが、全然そんなんじゃ書かれた内容が頭に入ってこないんですよね。だからこそ、本を読みながら大事だと思ったところには線を引き、思ったことをしっかりと余白に書き込む行為が必要になる。(ちなみに、iPhoneやiPadのKindleアプリなら、線を引いいたり、メモをつけたりする行為が可能です。)
更には本を閉じてもわかるように端を折ったり付箋をつけたりする。本はボロボロにしてナンボです。投資した費用を回収するためにはとても重要な行為です。

3.重要なポイントを後日まとめ、定期的に見直す。
ここが肝だと思います。インプットした内容を自分というフィルタを通してまとめ直す。これをしてようやく作者のノウハウを自分の中に取り込めると感じます。
今までは本を眺めて終わり。数日経てば綺麗サッパリ内容を忘れることもしばしば。これじゃイカンと思いレバレッジ・リーディングを読んだという経緯もあります。改めてインプットとアウトプットをセットで行わないと、知識の定着は難しいんだということを感じました。
さらに知識を定着するためには、定期的にアウトプット内容を見直すこと。これが更に重要。今の時代だとEvernoteに内容をまとめ、定期的にiPhoneなり、iPadなりで見返せばいいと思います。素晴らしいデバイスと仕組みがより自分たちを成長させてくれるなと感じます。

まとめ
一度自分でまとめ直すことにより、本の内容がかなり頭の中に残っていて、実際ブログで本の内容を書く速さが、今までの本にくらべ格段に速いです。(3倍くらい速いと思う。今までの自分が遅いだけか・・)しっかりと、自分の中で消化できている証拠だと思います。
また、ブログを始めるようになり、人のためになる文章書くことは難しいと感じています。ブログよりも実際に人様からお金を頂いて情報を提供する本というのは、頭ひとつ抜けた人たちが苦労するなかで気づいたり、身につけたりしたノウハウが凝縮された結果だと思います。その本からしっかりをノウハウを吸い取り、自分の血肉にするためにも、このレバレッジ・リーディングで得た本との新しいつきあいかたを自分の中に定着させていきたいなと思いました。
人生が変わる(かもしれない)読書術です。オススメ!

 

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