iPhoneプログラミングUIKit詳解リファレンス。初心者から踏み出すための一冊。

iPhoneアプリ開発

iPhoneプログラミングUIKit詳解リファレンス iPhoneアプリ開発初心者にオススメする2冊の本を以前ご紹介いたしました。 iPhoneアプリ開発初心者にオススメの本と学習方法の紹介。 | Simple gadget life
これらの本では本当に初歩の初歩のことが書いてあります。 しかし、いざアプリを作ろうとする時に「この画面構成ってどう作ればいいんだ?」 と壁にぶち当たるはずです。 ・ラベルって背景を透明に出来ないんだっけ? ・この画面では画面下のツールバーを表示したくないなぁ。 ・通信中を示すクルクルまわるインジケーターってどうやって表示するの? ・TableViewでセルの高さを変えたり、ボタンをくっつけたりしたい! など、様々な疑問点が出てきます。 これらの問題については、Objective-Cのソースコードの適切な場所にプログラムを挿入し、 自分で画面の動きをコントロールする必要があります。 そうです、Storyboardでは実現ができないのです。 いよいよこの辺りから開発作業と呼べる領域となってきます。 しかし、iPhoneアプリ開発初心者はどこから手を付けていいかわからない。 どう調べていいかもわからない。とても困る訳です。 そんなとき、助けてくれるのがこの本です。

iPhoneプログラミングUIKit詳解リファレンス。 正直かなり古い本です。 2010年に発行され、iOS3.1をターゲットに書かれた内容です。 しかし、iOS6がリリースされている現在となっても、かなり価値があり、 確実に我々を助けてくれる名著です。 この手の画面周りに関する書籍は意外と出版されていません。 iOSのバージョンが上がった現在においてもそのまま使える部分は多いです。 これは、インターフェース関連については基本的には変更されていないが、 範囲が膨大であるため調査に時間がかかると言い換える事ができるのではないでしょうか。 それだけ価値があるということです。 使い方としては、困った時に該当場所、 例えばUITableViewなりUILabelの章を参照するという方法になります。 まさにリファレンスとして使う形になります。 しかし、Chapter02のUIViewだけは先行して読んでおく事をおススメします。 理由は多くのUIパーツはUIVIewクラスを継承して作成されています。 UIViewクラスはすべての基礎に当たる部分です。 この部分の理解度が後の開発スピードに差を生むといっても過言ではありません。 ぜひとも理解しておきましょう。 私も困って見返す度に、「いや、本当に良く書かれているなぁ」と感じます。 スルメのように長ーく味わえる一冊です。是非お手元に置いておきたい一冊です。 本当にオススメです!