豊島美術館での不思議な体験。豊島で海を見ながらサイクリングを楽しもう。(後編)
2012/11/01
瀬戸内海に浮かぶ島、豊島を自転車で廻る旅。
今回は後編です。
島キッチンでご飯を食べ、豊島美術館へ向かいます。
島キッチンから美術館までは下り坂。豊島でのサイクリングの中でこの区間が一番好きで印象に残っています。
海に向かって疾走。
景色が素晴らしい。
豊島特有の棚田も海と一緒に楽しめます。
この辺では少し余裕がでてきたからか虫の音もたくさん聞こえました。
本当に癒されます。
豊島美術館到着。
この島でのメインイベントです。
この美術館での作品は一つだけで、コンクリートに覆われたシェル構造の大きな建物があるのみ。
しかし、入館の際に受け付けで説明を受けたのですが、この島の雰囲気も作品の一つなのだそうです。
作品に直接行けるわけではなく、5分程度ぐるーっと作品の脇の小道を通ったのちに入り口に着くようになっています。
木に囲まれて暗くなっている小道の先に、 海が見える場所もあったりします。
そんな景色を眺めながら豊島美術館の入口へ。
豊島美術館の作品はとにかく大きい。
水溜りが床にあるが、一定量あってプルプルしています。
ずーっと見ているとその水たまりが窪地に吸い込まれている。
水たまりはまるで、スライムのようです。
静かな中に虫の鳴き声だけが聞こえる。
とても神聖な空間。
水の動きが面白くて飽きないんですよ。
また、日の暮れるのが早くなってきたこともあり、影の長さが少し変わったように思いました。
入った時と少し雰囲気が違って見えます。
あと、天井から白い糸みたいなものを見つけましたが、どうやら赤い糸もあるらしい。
全然見つからなかったなぁ。。
豊島美術館を後にして、心臓音のアーカイブを目指します。
豊島美術館からはずっと海のそばを通ります。途中に唐櫃港もあります。
そこから10分くらいするとようやく案内表示が。
ここは途中から森のようなところに入って行くのでわかりづらいかもしれません。
下は砂利道になってたりします。
砂利道を1分くらい進んで到着。
木の建物がいい雰囲気だしています。
建物を入ると簡単な受付があるくらいでこじんまりした印象。
奥に心臓音を聞く部屋があります。
行ってみましたが、うーん。個人的にはあまりよくわからずでした。
豊島美術館が良すぎたせいもあります。
ちなみに、 この施設には別室にアーカイブされた心臓音を再生するPCがあります。
関係ないですがこの部屋がカッコいい。
机の上にPCが置かれているだけなのですが、窓があり、そこからは手の届くような場所に膿があります!
今後の部屋作りの参考にしたいなと全く違うことを考えてしまいました(できるのか?)
さて、これで本日の予定は終了。
日も暮れ始めているので、急いで家浦港へ。
心臓音のアーカイブから家浦港までは時間にして40分くらいでした。
犬島の製錬所から、豊島に渡りサイクリング、豊島美術館まで本当に充実した1日でした。
是非また訪れたい島々です!
次は春に行ってみたいな。