カールDC-210Nで自炊用に本を裁断しよう。(技術書編)

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スキャナで本を取り込むためには、本をバラバラにする必要があります。今回はカールのDC-210Nを使って裁断する際の手順と注意点を書いていきます。

対象とする本はコンピューター関連の書籍では割とよくあるB5サイズの300ページを超えるような本についてです。

まず、本の表紙を外します。
また、本の中にはがきや帯などが挟まっていないかチェックしておきます。あったら取り出しておきましょう。

次に、本体の表紙、および表紙がみを剥がしていきます。
下の写真の例ですと、白い実際のページとは異なるオレンジの部分を剥がす作業となります。 特に道具などは使っておらず、手で慎重に剥がしていきます。

いよいよ次は本をある程度まとめて分割していく作業です。こちらも手で分割していきます。
ポイントはしっかりを折り目をつけること。あと、20ページくらいずつ、細かく分けて分割すると作業しやすいです。少し手間はかかりますが、一気に分割しようとしてページを破ってしまうよりはいいと思います。

もし、分割しにくいようでしたら、最初だけ下の写真のように本を持ち上げて切れ目を入れておくと分割しやすくなります。ページ数の多いほうに手のひらをつけ、少ないページ数を破れないように引っ張ると楽に分割できたりもします。

と、上記のような作業を繰り返し、20ページずつくらいに分割し終えます。

ここからが、カールの裁断機の出番です。
裁断能力としては40枚程度までいけますが、技術書は紙が比較的厚く、しかもページをつなぐ糊がのこっている状態なので、あまり多くを切ることができません。20枚ずつくらいを目安に切っていく事になります。

注意点としては、あまり遠慮せずページの端を切ったほうが良いでしょう。遠慮すると糊が残った状態となり、切れていない状態となります。
今回の本はB5サイズですが、下の写真だと目安のラインよりも食い込んだ位置にページの端っこを置いています。正直これよりももっと内側にセッティングしたほうがよいです。

下の写真より、もう少し切ったほうが良いです。

と、このような作業を続けていき、すべてを切り終えます。

最後に表紙ですが、私の場合はハサミを使用しました。

はい、これですべての作業が完了です。

ここまでにかかった時間ですが、初回ということもあり、1冊を分割するのに40分ほどかかってしましました。このあと、何度か作業を実施しており、それでも20分くらいはかかっています。もうちょっと効率的に作業をこなしたいところです。

さあ、次はいよいよスキャナでの取り込み作業です。

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